【コロンボ】 サリー姿の女性は、インド洋からの心地よい風に吹かれ、かなたの船をじっと見つめていた。16世紀ポルトガル人によって砦が築かれて以来、インド洋有数の港町として栄えてきたコロンボ。海岸に面したここゴール・フェイス・グリーンは、市民の憩いの場となっていた。
【コロンボ】 シナモンガーデンで、とても話しかけたそうに、それでいてとても恥ずかしそうに、私の近くでそわそわしていたお嬢さん達。それにしても手足のすらっとしていること。まるで、アニメのルパン三世のようなスタイルである
【キャンディー】 雨上がりのキャンディは、雲が低く残り幻想的。街の中心キャンディ湖も、そんなもやに包まれて、いっそう神秘的。
【キャンディー】 雨上がり、活動を再開したキャンディの人達。
【シーギリヤ】 シーギリアの朝。正面に迫るのが、シーギリアロック。近づくにつれ、その大きさに圧倒されてしまう。
【シーギリヤ】 オーバーハングした岩にへばりつく鉄の回廊。ちょっと足がすくんでしまう。
【シーギリヤ】シーギリヤレディ。その美しさは、目のくらむような場所と相乗して、ゾクッとするほど魅力的であった。
【ポロンナルワ】 青い空、穏やかな風、やわらかい緑、のんびりと草を食む牛の群れ、その日のパラークマラ貯水湖のほとりは、楽園の絵の中に迷い込んでしまったようであった。
【ポロンナルワ】ポロンナルワは10〜12世紀に、シンハラ王朝の首都があったところで、数々の素晴らしい遺跡が残されている。
【ポロンナルワ】 スリランカを支配した歴代の王朝が、まず始めに取り組んだことは、貯水池や水路の整備だったらしい。ポロンナルワのパラークラマ・サウトゥラもその一つだが貯水池といっても実質は巨大な湖。、人々は今もその恩恵にあずかっている。夕方ともなると皆でパラークラマを訪れる。水浴をし、洗濯をする、一日の区切りのようである。