モプティへの道。歩いても歩いても、見覚えの街の風景は現れない。たまりかねて、一般のバイクを止めて後ろに乗せてもらった。とんだところでハードなトレッキング。
【緯度経度】[域] 14.515408, -4.148264
ターミナルはマーケットでもあり… 【緯度経度】 14.497419, -4.196711
…娯楽場でもある。多くのギャラリーを集めて、将棋に夢中の人々。バスのことなどすっかり忘れているかのように。
モプティのターミナルで、オレンジの鬼皮を器用に剥き、水を張った桶に次々と浮かべる女性。水に浸けると柔らかくなるのだろうか、注文すると、少し揉んでみて、適当なのを取り上げ、ヘタのところを丸くえぐり取り、薄皮との間に少し裂け目を入れて渡してくれる。客はそこに口をつけ、中味を吸う。一個25フラン(\5)。それにしても、そんなにも売れるのかと思うほど、行水も出来そうな大きな桶一杯に準備していた。
ターミナルの昼食。ソースご飯に魚を乗せて。味は日本の煮魚とよく似ていて食べやすい。魚を乗せるとちょっと豪華で500フラン(\100)。
その日の夕方着いたジェンネのレストランの夕食。トマト味のソースのかかったハンバーグにポテト。前菜のスープとデザートのスイカ、それにコーラで4,500フラン(\900)。日本で言えば、昼食600円、夕食5,000円といったところでしょうか。清潔感はありましたが、味は私にはそんなに変わりませんでした。で、ムードは?と言うと、ターミナルの雑踏の中の方が面白いですね。
ジェンネまでは2時間ほどと思っていたのだけれど、結構遠かった。それに途中で車は、力なくへなへなと何回も止まってしまい、はたして無事着くのかと心配しました。
故障の合間、広々とした路上でゆったりと、ラジオを楽しむ。
朝ホテルを出たのだったが、ジェンネ近くのフェリーの渡しに着いた時は、もう日暮れに。車体が低いせいか、タクシーの我々は車を降りて裸足で歩いて船に乗るはめに。
【緯度経度】[域] 13.879622, -4.517097
翌日ガイドのジョロー君に案内された知り合いの民家にて。渋くとても甘いマリのお茶に、臼、それに瓢箪を半分に切ってつくった容器も見える。