旅に出よう ゆれる心に 耳を澄ませて
旅・写真集 No.128
Luang Phabang [2] (ルアンパバーン) ラオス 2002.11
【旅に出よう】 第10部 第3章 ラオス No.171 第5話 ルアンパバーンの托鉢
【緯度経度】に関して
托鉢
托鉢の風景を写真に撮りたくて、朝の5時に起きた。11月のルアンパバーンは、気温は20度、湿度は82%。ロビーに寝ていたホテルマンは、外に出ると言うと、OKと表のドアは明けてくれたものの、門の扉は鍵のかかったまま。起こしにいくのもめんどくさいので、よじ登って外に出た。
【緯度経度】[参考] 19.891364, 102.136167
 
托鉢
 一握りづつ、一握りづつ、うやうやしく差し出す女性達。無言でそれを受け取る托鉢の僧。裸足の僧の、足音一つない静かさが、印象的。
 
托鉢
 なかなか手持ちでシャッターの切れる明るさにならず、あせったが、ようやく6時半頃、何とかなりそうな明るさになる。杖の上にカメラを置いて撮ったのだけれど、残念ながら半分以上手ブレでした。
 
托鉢
 朝の光に包まれた7時、托鉢の僧たちは、いつの間にか大集団になってお寺へと帰っていった。
 
ワット・シェントーン
 ワット・シェントーン。ラオスで一番美しいという。ルアンパバーン様式と言われる、本堂の屋根は、幾重にも重なったそのなだらかなスロープが、とてもゆったりとした感じをかもし出していた。
 
ワット・シェントーン、黄金の木
 本堂の裏には、「マイ・トーン(黄金の木)」と言われる、大樹が描かれていた。かつてここに立っていた、高さ160mの木がモデルだとか。
 
ワット・シェントーンの寝釈迦
レッド・チャペルと呼ばれる寝釈迦の納められた祠。
 
ワット・シェントーン
 本堂の仏像。誰もいなかったので、ひとり静かな時間をこの仏像前で楽しんでいた。私には、おおいなる真理を悟った人と会っているというより、おとなしい心の持ち主といるような気持ちであった。
 
ワット・シェントーンにて
「禁断のロマンス」という題はいかがでしょうか。
 
集団で草刈
もうもうたる土煙を上げて、お寺の周りの草刈作業。
 
下水路建設
 総出で、寺の下水路の、建設工事。勿論俗物の感想だけれど、なんだかみんな、楽しそうでもあり、健康的に私には映った。
 
英語教室
 ワット・タートルアンの片隅で、子供に英語を教える僧。黒板には、What is number seven? It is a doll…など、質問と答えが書かれていた。持っている教科書には絵が載っているのでしょう。