王宮とシルバーパゴダ。ポルポト支配下で廃墟となったプノンペンでも、ここだけは維持されていたのだろうか。プノンペンのここ数十年を考えると、なんだか映画のセットのように、現実感なく見えてしまう。
【緯度経度】 11.563594, 104.930767
王宮の東、ゆったりと流れるトンレサップ川。伝統のボート競技の練習なのだろうか、若者達の漕ぐ細長いボートが、滑るように川面を走っていた。
【緯度経度】 11.568756, 104.931081
キリングフィールドに建つ慰霊塔に安置されている遺骨。陥没したり、切られたり、殺戮の様子を物語る骨の傷跡が痛々しい。安置されている遺骨の数は約9,000にのぼる。
王宮の南、シアヌーク通りとノロドム通りの交差点に建つ独立記念塔。私の泊ったホテルは、この塔から少し北東のところ。このあたりは、夕方ともなると多くの屋台が並んでいた。お腹の調子が悪いのがとても残念で…。
【緯度経度】 11.556414, 104.928181
特別祭りか何かの期間というわけでもないようであったが、いろんな広場で、よくコンサートのようなのが催されていた。写真は、言葉はわからなかったけれど、掛け合い漫才のよう。
ドトドトッと、黒い物体が目の前に転がって来た。何?と注目すると、その黒いものは、むっくり起き上がり、照れくさそうにズボンの泥をはらった。自分も乗っていた管理人が、振り落とされたのである。かわりにスイッチを見ていた彼女が、笑い転げている。とても早いスピード。日本でなら、安全問題がうるさいところだが、子供達にはそのスリルがたまらないらしい。目が生き生きと輝いていた。