二度目の王宮観光、今度はカオサンからプラり歩いてみた。民主記念塔からのジャンクションをくぐると、その先に広場が現れ、その向うにはもう王宮が見える。カオサン通りから１kmくらいしか離れていないとは…。やはり歩くのが一番。

　王宮にはいる前に込み入ったマーケットをくぐると、そこはもう、渡し舟の船着場。ぎっしり人々を乗せた船が、忙しく行き交って…。王宮はチャオプラヤー川のほんの岸辺に建っていたのである。

　おなじみ王宮北ワット・プラケオの三塔。いつ見ても素晴らしい。手前がセイロン様式、中央が純粋なタイ様式、その奥がクメール様式なのだそうだ。

彼らにはやはり神聖な信仰の場。

境内には美しい蓮の花も咲いて

　ワット・プラケオを南に出ると、荘厳なつくりの宮殿が並んでいる。それにしても独特の屋根のつくりは、気持ちをどうしても上に盛り上げる効果があるように思えて…。

　ワット・プラケオを出て、500ｍ程も南に歩くと、大きな寝釈迦さんで有名なワット・ポーに出る。

　境内には美しい仏塔も数々あり、マッサージ待ちの時間もまた楽しい。

ワット・ポー本堂での読経風景。横座りがなんだか艶かしくて…

　気持ち良くマッサージをしてもらって外に出たら、もうすっかり日は傾いていた。写真は、ワット・ポーあたりから見た、王宮方面に沈む夕陽。