旅に出よう ゆれる心に 耳を澄ませて
旅・写真集 No.109
Esfahan [1] (エスファハーン) イラン 2001.7
【旅に出よう】 第9部 イラン No.152 第10話 エマーム広場の少年
【緯度経度】に関して
エスファハーン
 「エスファハーンは世界の半分」と言わしめたエマーム広場。その南を飾るマスジェデ・エマーム。1638年、着工より26年をかけて完成したという。青色鮮やかなエイヴァーン(門)が見事である。礼拝堂はメッカの方向を向いて、45度斜めに建っている。【Gallery 旅情】Esfahan
【緯度経度】 32.657403, 51.677914
 
エスファハーン
 マスジェデ・エマーム内の見事なタイル模様。 ところで、このタイルそのものは、近寄ってまじまじ見ると、そんなに美しくないのだが、距離を置いて見ると、まったく違ったものになったように、とても美しい。そういう視覚効果というものでもあるのだろうか。
【緯度経度】 32.654917, 51.677828
 
エスファハーン
木陰で一休み。マスジェデ・エマームにて。
 
エスファハーン
 上記のマスジェデ・エマームを背に、広場の北を望んで。かつては、ポロ競技や、軍隊の観閲式、また、公開処刑もここで行われたというこのエマーム広場は、長さ510m、幅163mと広大なもの。回りの回廊には土産物屋が並んでいた。
 
エスファハーン
 広場の東の、マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー。王族専用のモスク。シャーの妻達は、宮殿のハレムから地下道を通って衆人に姿を見せることなくこの礼拝堂に通ったという。
【緯度経度】 32.657433, 51.678664
 
エスファハーン
 ベージュ色基調のドームは、女性的で、とても優雅な印象。
 
エスファハーン
 内部も素晴らしい、モザイク模様。暑い7月であったが、何処から風が入るのか、この中は涼しかった。
 
エスファハーン
 アーリー・ガープー宮殿。このバルコニーから広場で催されるポロ競技など観戦したのであろう。後方の最上階には、余分な音を吸収する工夫のされた音楽室がある。
【緯度経度】 32.657172, 51.676661
 
エスファハーン
 エマーム広場から少し西に行ったところの公園。緑いっぱいの、人々の憩いの場である。写真撮影は木曜日、結構人々はのんびりと。
【緯度経度】 32.654669, 51.670375
 
エスファハーン
 ヤズドからエスファハーンまでの道。こんな荒野を突っ切っていると、緑いっぱいのエスファハーンが、それだけで楽園に思えてしまう。