モザイクも美しい、ブー・ジュルード門。世界最大の迷路、フェズのメディナが、ぽっかりと現代に開けた入り口である。
メディナの中は、道も狭く、所々昼なお暗い。
アッタリーン・メデルサ、14世紀に建てられたという神学校。美しいアラベスク文様が残る。
ネージャリン広場。広場というから、いわゆる広場をイメージして探したのだが、ちょっと道が広くなっている程度。ネージャリンとは、アラビア語で「大工達」を意味するとか。
メディナの人通り。両側にはぎっしりと商店がはめ込まれ、活気に満ちている。
フェズの市内バスやタクシーの集まる広場への城門をくぐり、家路に急ぐ、勤め帰りの人々。
西に陽が傾く頃、マリーン朝のスルタン達が眠る北の丘に、ちらほらと人々が集まり、フェズの日没を楽しんでいた。
並木も美しい、フェズ新市街ハッサン通り。なんとなくここはもう、ヨーロッパの雰囲気。