マハミッドのホテルのテラス。部屋はいたって素朴であったが、このなんとものどかな空気が最高の装飾。
マハミッドは、10分と歩かないうちに村の外に出てしまう。そこから先はもう、荒涼たる土漠の世界。
マハミッド周辺の土漠。サラサラとした砂地だが、石ころや植物も混在する。
風はみるみる強くなり、わずかな間にもうもうたる砂嵐に包まれてしまう。私を追って来てくれた子供たちの髪の毛の中にも、しっかりと砂が積もっていた。カメラの露出計もくるい始める。
もうもうたる砂煙にかすむマハミッドの村。ホテルに干してあった洗濯物は、無事紐にひっかかってはいたが、しっかりと砂が、繊維の中まで入り込んでいた。
マラケシュからワルザザードへの途中の、オートアトラス越えの景色は、素晴らしいの一言。バスが止まってくれなかったのは誠に残念。