【ホーチミン】 サイゴン大教会前で果物を売る娘さん。すげ笠はヴェトナム女性のシンボル。
【ホーチミン】 ホーチミン市の中華街チョロンにあるビンタイ市場の裏通り。フランス映画『愛人・ラマン』に描かれる、雑然とした街の当時の面影を、かすかにとどめるかのようであった。正面の建物は、約200年前のものだそうだ。
【ミトゥー】 メコンデルタの入り口の町ミトゥー。菅笠の女性に操られた小船は、昼なを暗いニッパ椰子の森を分け入って進む。
【ハノイ】 ホアンキエム湖の北、ハノイ旧市街。昔を偲ばせるような町並みを、すげ笠に天秤棒姿のベトナム女性が行き交う。
【ハノイ】 19世紀フランスによってつくられた監獄、ホアロー収容所の独房。博物館を出た時は、じめじめどんよりのハノイの空が、すがすがしく感じた。
【フエ】 フエの街を横切って、ゆったりと流れるフォーン河。その川面を、重そうな砂利運搬船が過ぎる。平和である。
【フエ】 1809年に建てられたという、フラッグシップタワー。弾痕の跡生々しい台座の上には、誇らしげに金星紅旗が、はためいていた。
【フエ】 フラグシップタワーの前で遊んでいた子供達。とても元気。こういった子供達を見れば、戦いに倒れた人達もきっと報われることでしょう。
【フエ】 ティエンムー寺への道。4kmということであったが、とても遠く感じた。けれど、とてものどかであった。
【ホイアン】 古くから交易の中心地として栄えたホイアンは、15〜16世紀の阮朝の時代には日本人町もつくられたという。街の中心、チャンフー通りには、かつてのたたずまいを残す、古い建物が残されている。
【ホイアン】 30年ぶりというヴェトナム中部の集中豪雨にあってしまう。いつもは歩いているホイアンの道を、人々は船で行き来する。私のホテルは大丈夫と思っていたら、翌朝まだ暗いうちに、浸水でたたき起こされる。