300mはあるというメルズーガ砂丘の最高峰。もし滑り落ちればと思うと、下を見て少々身のすくむ思い。けっこうこの砂山、水を含むのか、下には驚くことに、椰子のような木が6,7本生えていた。
風の穏やかな所は、稜線もまるで女性のようにやさしい。
下の木には、小鳥もさえずって……
メルズーガへ向かう途中、前日の雨でぬかるんだ土に、ミニバスは立ち往生。前方に見えるのが、肌色に美しいメルズーガの砂丘の端。
エルフードのタクシー乗り場。このタクシーに、まさにすし詰めに詰め込まれる。尻が座席につかず、腰を浮かしてエルラシディァに向かう。
ちょっと一息。フェズまでのバスにて。